3週目で1ケタ転落すると確信していた藤原主演の「ギネ」の
視聴率は下支えが入って11%台を維持して同分類の「不毛地帯」と並んでいる。
 逆に2週連続で高い位置にいた「月9」が反落し、「アンタッチャブル」が激落したのは、主演女優の「いい面」を潰しているから当然の理。初期の「トリック」の頃のような深夜枠では無い事を自覚すべき。それにひきかえ堅実な推移を示す「リアル・クローズ」は「ライヤーゲーム」という未公開株を持っているCXドラマ戦略の絵図の通りと言ったところか。


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 第4回を視聴したが、やはり面白くなかった。
よって、来週以降は支えられていた数字も底が抜けるだろう。ドラマの展開にスピード感も緊張感も無いのが弱点であり、配役はコントを見ているようでいただけない。

 ..と見限っていたが..はやり、第4週も維持した。
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 さて、主演の2人をあちこちのと番宣に利用して満を持して放送された「ライヤーゲーム2」は如何に?
 ザ・ムービーの公開を先行して発表してしまったのは、絶対に愚策だろう。
 だって、勝ち進むことが前提なのだから余程のピンチを演出する予定だろうが緊張感が激減してしまうのは明らかだ。裏番組との競合も鑑みると初回の率は15.0%程度か..

(追記)「ライヤーゲーム」の初回は期待したほどの数字は獲れず12.4%に留まった。新しい演者について、もっと前面に押し出す必要があったようで、主役以外の既存演者は出す必要は無かったし、最初にゲームを争う相手3人にもっと知名度が欲しかった。