【新馬戦】(新潟5R)~ハナ差の激戦制しセイウンハンクス逃げ切り勝ち

新潟5Rの2歳新馬戦(ダート1200m)は、スタート後から先頭に立った6番人気セイウンハンクス(村田一誠騎手)が、先団から差を詰めた2番人気カサデアンジェラとの追い比べをハナ差制し優勝した。勝ちタイム1分13秒4。上位2頭から5馬身離れた3着には8番人気アナナスが入線している。中団を追走した1番人気ケイアイリチャードは直線で後退し最下位の15着に敗れた。

セイウンハンクスは美浦・萱野浩二厩舎の2歳牡馬で、父Forest Camp、母Gate Swinger(母の父Wayne's Crane)。父のForest CampはDeputy Minister産駒の米国産馬で、GII勝ちの実績がある。

【新馬戦】(新潟5R)~レース後のコメント

1着 1番セイウンハンクス(村田一誠騎手)
「いい馬だとは思っていたけど、攻め馬の感じでは息がまだで、一本足りないと思っていたんです。でも返し馬では気合が乗って、これは勝負になると思えましたね。道中は飛ぶような走りで、遊んでいるところもありました。スピードがあるから芝でも問題ないと思いますよ。距離も1200mよりはもう少し長くてもいいと思いますね」

2着 4番カサデアンジェラ(後藤浩輝騎手)
「直線に向いたときに、ブラックバッカラに寄られてかなりぶつけられたんです。あれでよく2着に頑張ってくれました。今は一定のペースで走るタイプだから、短いところの方が良さそうですね」

15着 5番ケイアイリチャード(内田博幸騎手)
「道中は番手につけていけば間違いないだろうと思っていたんですが、3~4コーナーではもう手応えがありませんでしたね。戻ってきたときには苦しそうでした」


【新馬戦】(新潟6R)~ニシノフジムスメ1位入線も降着、ケイコアデージョが勝利

新潟6Rの2歳新馬戦(芝1400m)は、終始先頭でレースを進めた3番人気ニシノフジムスメが直線で後続を突き放し1位入線したものの、3コーナーで他馬の進路を妨害したため6着に降着、2位争いをハナ差で制した6番人気ケイコアデージョ(勝浦正樹騎手)が繰り上がりで優勝した。勝ちタイム1分24秒3。3位入線(2着)は8番人気ダイワラファエル。中団の大外を進んだ1番人気メジロアレグレットは直線で伸びを欠き4位入線(3着)に終わった。

ケイコアデージョは美浦・尾形充弘厩舎の2歳牝馬で、父スペシャルウィーク、母トランクイルデイズ(母の父Easy Goer)。半兄カフェベラージオはJRAで1勝を挙げている。

【新馬戦】(新潟6R)~レース後のコメント
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1着 8番ケイコアデージョ(勝浦正樹騎手)
「1回も乗ったことがなくて、返し馬でも走るという感じがなくて、どうなんだろうと思ったほどでした。でもレースになると素直でセンスもあり、終いもしっかりしていましたよ。もっと良くなってくるでしょう」

2着 3番ダイワラファエル(柴田善臣騎手)
「競馬が凄く上手ですね。それに、新馬なのに馬の後ろにつけてもリズムが崩れず、ドシッと落ち着いていました。これはイイですよ」

3着 18番メジロアレグレット(吉田豊騎手)
「(不利を受けて)問題外ですね。これで怖がりになるとか、へんなクセがつかなければいいですね」

6着 1番ニシノフジムスメ(後藤浩輝騎手)
「3コーナーで物見をして、曲がってくれませんでした。すみません」


【新馬戦】(小倉5R)~外国産馬セントルイスガールがデビュー戦V!
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小倉5Rの2歳新馬戦(芝1200m)は、先団追走から徐々にポジションを上げた6番人気セントルイスガール(小牧太騎手)が、4コーナーで一旦先頭に立った2番人気イサミサクラサクラを1馬身退け優勝した。勝ちタイム1分9秒1。2頭から9馬身差の3着には7番人気タガノアルサルディが入線。中団を追走した1番人気ウインフェイムは直線伸びず4着に敗れている。

セントルイスガールは栗東・坂口正則厩舎の2歳牝馬で、父Silver Hawk、母Eishin Cynthiana(母の父Storm Cat)。半兄エイシンリトルトンはJRAで1勝を挙げている。

【新馬戦】(小倉5R)~レース後のコメント
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1着 12番セントルイスガール(小牧太騎手)
「昨日攻め馬に乗ったときに、いいところのある馬だと思いました。気が真っ直ぐで、真面目に走ります。ただ、抜け出してからフワーッと内にササりました。気を抜いたみたいですが、1000mくらいのほうがいいかもしれません」
(坂口正則調教師)
「小柄な馬なので外枠でモマれないのが良かったね。入厩してから3週間くらいで使ったので、一旦栗東に戻して様子をみます」


【新馬戦】(函館4R)~シルクドラグーン人気に応えて快勝!
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函館4Rの2歳新馬戦(芝1200m)は、道中先頭でレースを進めた1番人気シルクドラグーン(藤田伸二騎手)がそのまま後続を突き放し快勝した。勝ちタイム1分11秒2。1馬身1/4差の2着には4番人気トップディアマンテが入線。さらに5馬身離れた3着には、3番人気コンドルウイングが入線している。

シルクドラグーンは栗東・山内研二厩舎の2歳牡馬で、父スペシャルウィーク、母ミスワキジャパン(母の父Phone Trick)。半兄に03年スプリングSの3着馬マイネルイェーガーがいる。

【新馬戦】(函館4R)~レース後のコメント

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1着 1番シルクドラグーン(藤田伸二騎手)
「行く馬がいないので、1枠だし、行きました。時計は遅いし、6頭で攻め馬やってる感じですね。この馬自体仕上がり途上で、今日は恵まれました。他の馬も仕上がってなさそうでしたから。一応稽古で52秒台が出ていましたからね。でも攻め馬をもっと積んでいかないと」

2着 2番トップディアマンテ(松永幹夫騎手)
「410キロと小さい馬ですが、いいフットワークをしています」