HTVのニュース報道<8/25/16:00>
「中国電力の顧客930人の個人データが記録されたハードディスクが盗まれていたことが分かりました。事件があったのは、今月16日で、休暇中の中国電力社員が、駐車場に止めた、車の中に入れていたハードディスクが車上荒らしにあいました。このハードディスクには、送電線工事を行なった鳥取県を中心とした顧客930人の住所、氏名、電話番号などが入っており、その内、22名については銀行の口座番号も入っていました。今のところ、盗まれたデータによる被害の届は出ていないということです。車上荒らしにあった社員は、会社のパソコンが故障した際を想定し、バックアップ用に個人データを記録していたということです。中国電力ではきょう午後から該当する顧客を訪ね謝罪しています。」
らしいが、盗んだ犯人に、そのHDDの中身は重要なデータだとアナウンスしてどうするのだろうか?予測の域は出ないがHDDを盗んだ犯人がそれをHDDと認識する確率は外付HDDが既に一般的でない現状ではかなり低いと思う。よほどPC歴の長い者なら、まだしも車上狙い程度の犯罪をする奴にそんな知識を持つ者はいないだろう(CN系は別格だが)。報道メディアの鈍感さが原因で二次犯罪を誘発する典型的な事例になりそうだ。しかし、「車の中に入れていたハードディスク・・」ってどこに入れていたのだろうか?同型のHDD本体の画像からは完全な外付型でありカートリッジ式でも何でもない。しかも、それがバックアップ用だというのも何やら怪しい。今月は電気料金の支払いをボイコットしようと決断した。(現時点で同電力会社のサイトには本件についての謝罪は掲載されていない)