東京都北区は25日、区職員2人が生活保護費を横領し、1人を懲戒免職処分、もう1人を懲戒免職相当としたと発表した。合わせて管理職10人を減給などの処分とした。

 区によると、健康福祉部の40代男性職員は死亡していた7人の数年分の生活保護費約3千万円を横領していた。60代男性職員は知人名義を使い、数年間にわたり約1300万円を横領していた。この職員は退職しているため、退職金の返納を求める。
 いずれも今年3月、2人の机上の書類を整理していて発覚した。横領の理由については調査中としている。
 区は40代職員について王子署に刑事告訴、60代元職員についても告訴する予定だという。
 また、管理者である同部の部長級4人と課長級3人を減給10分の1(1月)処分に、係長級3人を戒告とした。
 区は外部有識者2人を含む再発防止検討委員会を設置し、9月までに原因究明と再発防止策を発表する。区によると事務作業を複数で行ったり、チェックしたりするなどのマニュアルや指示はないという。
 また、花川与惣太区長を減給10分の5(3カ月)、副区長2人を減給10分の3(3カ月)、教育長を減給10分の1(1カ月)とする条例案を開会中の区議会定例会に提出する。

昨年の目黒区での生活保護受給者の預金など444万円着服事件に何ら学習効果が無い職員たち
 東京都目黒区は6日、生活保護受給者の預金、心身障害者福祉手当を不正に引き出すなどして、444万1276円を着服した生活福祉課の男性職員(55)を5日付で懲戒免職にしたと発表した。
 区は10月末、同職員が平成20年8月から29年11月までに32万円を着服していたと公表したが、その後の調べで、さらに4件の着服があったことがわかったという。
 青木英二区長は「事件の責任を重く受け止めており、区民からの信頼回復に向けて全力で取り組んでいく」とコメントしている。

さて、逮捕状執行まで何日掛るだろうか?
その後
死亡住民の生活保護費詐取容疑、元区職員逮捕へ
7/4(水) 7:19配信 読売新聞
 東京都北区の元職員が死亡した住民の生活保護費をだまし取っていた疑いが強まり、警視庁は、元職員(懲戒免職)の40歳代の男について、詐欺容疑で逮捕状を取った。4日にも逮捕する方針。

 捜査関係者によると、元職員は区生活福祉課のケースワーカーとして勤務していた昨年4~10月頃、自分が担当していた生活保護受給者の男性3人がそれぞれ死亡したことを伏せて、区から生活保護費計約200万円を詐取した疑い。

 男性3人は生前、生活保護費を現金で受け取っていた。元職員は3人が死亡後、生活保護の給付担当者に「本人は体調が優れず窓口に来られない。自分が届ける」などとうそを言って現金を受け取っていたという。

 区によると、元職員は、死亡した区民計7人の名義で総額約3000万円を着服した疑いがあるという。同区は6月、元職員を同庁王子署に刑事告訴し、懲戒免職にしていた。