夏休みの始まるのを前に日本各地で子供らの防災・防犯意識向上を目指した試みが数多く施され、中でも「見知らぬ大人について行かない」という重要な意識と自覚の為に「紙芝居」や「寸劇」などが駆使され、古く、カビ臭い大人の先入観が先行し、悪役や犯罪者は必ず黒いサングラスかけており、まるでサングラスをかける事が「悪」だと言わんばかりな印象操作は、メディアも同じレベルだから始末が悪い。
 世には、いや、黒い眼を持つ日本人でも「紫外線アレルギー」に苦しんでいる人間が存在する事を全く考慮していない。太陽光が眩しくて涙が出てしまう人も珍しく無いのである。
 そんな、見かけだけで人を判断するよりも、危険な場所。人目がつかない場所を子供らが意識する事を重視したり、大声を出す練習をする方が余程、理に適っている。

 と日本人の馬鹿さ怪訝に苛々する暑苦しい初夏の昼下がり。こんなに暑くても「昼顔」な思いをいだいている主婦も多いのも困りものだが。

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